ハイヤーセルフとは、「自分」です。
ハイヤーセルフは「別の存在」ではありません。
ここを勘違いしていると、ハイヤーセルフに導いてもらうという思考が誕生してしまいます。
ハイヤーセルフは、勝手にアナタの都合がいいように導いてくれる存在ではありません。
私たちは物質次元の世界を見ていますが、今この瞬間にはたくさんの次元が存在しています。
その別次元に存在している自分が、ハイヤーセルフです。
だから、ハイヤーセルフとはみんなつながっています。
それを実感しているか、していないかの違いだけなのです。
じゃあ、
ハイヤーセルフとつながっていると、私たち人間みたいに言葉で会話するのか?というと
そうではありません。
テレパシーを使って会話をします。
テレパシーというのは、難しいものではありません。
ふと浮かぶひらめきや、直感がテレパシーの一部だったりするのです。
そのひらめきや直感で物事が動いたり、ヒントに強制的に気づかされたり、
ふと解決できるヒントがわかってきます。
その状態こそが、ハイヤーセルフと会話しているのです。
これも自覚するかどうか、信じるか、疑うかの違いで、これからコミュニケーションが取れるのかが変わってきますよ。
なので、自分の感覚を信じない限り、ハイヤーセルフの感覚を受け取ることもできません。
小さな実感を感じてみると、
自分の「できた」と思えることが増えていきます。
その小さな「できた」を、自分の目で確認することで、小さな確信を持てるようになるから、
自分にとってちょっとしたチャレンジであっても、
それが自分の感覚で「できる」と思えるようになっていきます。
すると、自分の外の情報に振り回されることがなくなっていきます。
自分の外にある情報は、自分の中から湧き出てきたものではありません。
外の情報によって刺激され、自分の中から出てくることはあっても、
自分の外にある情報が、自分の情報ではないことに気がつけると、自分を信頼できるのです。
もし、今の自分に焦りのような感覚があるのであれば、
ちょっとご機嫌に感じられないのであれば、
外の情報に振り回されていないか?ということを確認してみてください。
この世界に決まった答えはありません。
だから、『答えがない』と言いますが、
自分で「これだ」と思うものは答えなのです。
そこに、自分以外の確証も、お墨付きも、必要ありません。
自分の決めた答えに、確証やお墨付きが欲しいと思うのは、
自分の感覚を信じきれていないからであり、自分で「できた」ということを感じられていないからです。
ということは、
今の自分にとって小さなことから、確信や信頼を自分に取り戻すことができていけば、
自然に手に入るということにもなります。
大きなことを達成して、
大きな成功?と呼ばれるものを達成したら、自信ができる。
そんなことはないのです。
自信と物事が「できる」「できない」は別のところにあります。
それは、できることで自信を得られるわけではない、ということでもあるのです。
達成しても、次の目標が見えてきたら、またそこに向かって走り出します。
もし、”自信”が、目標を達成した時に得られるものであれば、
その繰り返しをしている間は、いつまでたっても自分に自信を持つことはできないのです。
小さなできたを積み重ねてくことで、自分の中から自信が湧き出てきます。
自分の中から湧き出てくる自信が、自分の選んだものを確信に変えていくのです。
だから、
日常の小さなことから、自分がどう思い、何を感じ、どうしていきたいと思っているのか。
そして、それを小さなところから実行できるのか。
ということが大切になってきます。
今までがご機嫌でないのに、
今と同じ波動領域、同じ思考では、ご機嫌でない現実を見る以外にありません。
その流れを変えるには、自分の今までの価値観を変え、思考を軽くするしかないのです。
そして、そのために必要な自信を、自分で取り戻す必要があります。
日常で当たり前にやっている事を、意識して「できた」という思考に変えてみてください。
それだけでも、自分の思考エネルギーの流れる先は変わります。
じゃあ、
ハイヤーセルフは、物質次元的な意味合いで守っているのか??というと、
守ってはいません。
保護してくれることも、先回りして危険を回避することも、
都合の悪いと感じることを起こさないことも、してくれません。
それはできないのです。
なぜなら、私たちが体験することは、すべて必要なことだからです。
自由への介入も出来ないので、アナタの現実に直接介入することもありません。
ただ、アナタが必要だと感じた情報やツールは教えてくれます。
どんな形で返ってくるのか(ひらめきなのか、現実化なのか)は、人によってそれぞれです。
だから「こうやって返って来ます。」とも言えません。
ヒントは毎日アナタに提供されています。
それを見つけてみてください。
ハイヤーセルフは守ってくれているというより、見守ってくれているようなイメージです。
「こんな現実が欲しいんだけど、何かヒントあるかな?」と思った時に、ふと浮かぶアイデアがヒントになります。
それを提供してくれるような感覚です。
そして大事なのは、あくまで今生きているのはアナタであり、アナタがすべて決めることが出来るのです。
それは忘れないでください。
それを忘れると、自分主体ではなく、導いてもらうという思考になりますので、重くなります。
重くなるとハイヤーセルフのことを感じられなくなるので、頼ったり、依存すことはやめてみてくださいね。