アナタの目の前で起こる出来事に、
何も「意味」はありません。
例えば、アナタの目の前の現実で、何か起こったとします。
「宝くじが当たった。」
「交通事故が起こった。」
どんな出来事であっても、
その出来事が「嬉しい出来事」か「悲しい出来事」かを決めるのは自分自身です。
出来事自体には何も意味はありません。
つまり、
起こった出来事は、
その時のアナタの状態で
出来事の意味はいくらでも変わるということです。
例えば、
お金に困っていない状態、例えば1000万円の貯金がある状態で、
1万円の宝くじが当たりました。
一方で、
お金に困っている状態、例えば8,000円の貯金がある状態で、
1万円の宝くじが当たりました。
アナタの貯金金額の状態で、宝くじが当たる嬉しさが異なるかもしれません。
それは、自分の今の状態が違うからです。
次に交通事故についての例をお話しします。
交通事故が起こりました。
アナタが怪我をしたとします。
旅行に行く予定だったのに、怪我をしたために旅行へは行けなくなったとしたら、
この状態、すごく悲しく感じるかもしれません。
でも一方で、
運ばれた病院で生涯のパートナーに出会えたとします。
交通事故がある意味でアナタの幸せのきっかけになったとしたら、
交通事故という出来事の意味は変わります。
つまり、
起こった出来事に意味があるのではなく、
それをアナタがどう捉えるかによって、
その出来事自体の意味は変化していくということです。